雲の平と高天原

かねてより行ってみたかった高天原。

なかなか行く機会を作れずにいました。

時間的な制約や天候の状況、晴れが続かない最近の

気象条件を考慮し、ここを重点に計画をたて

比較的緩やかな行程としました。

お陰で普段の生活(仕事)のストレス発散出来た山行となりました。


自身、山に向き合う姿勢も以前とは異なり本当に慎重になった。

(未熟に気付いていない)自分の無謀な行動は周りに大きな

迷惑を掛けますし、何より自分自身の人生にも大きな影響を与えます。

人生にはリスクは付き物ですし時に冒険も必要かと思いますが、

極力、避けられるリスクは避けたいと思うようになりました。

山屋としては失格なのかもしれません。




【前日~1日目】

今回、名古屋から富山まで高速深夜バスを利用しました。

多少の手狭感は有りますが、3列シートなのでなんとか寝られました。


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今回のスタート地点である折立までは、

この時期でも路線バスの本数が少なく

非常にアクセスが悪い。

当然、富山駅からの直通バスも予約で一杯です。

飛騨の人なら車で飛越新道と言うルートもありでしょうか。

(有料道路の通行料が要らないので)


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折立を出発するも足が重い

ブランクと年齢をもろに感じる瞬間です。


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天候は曇り時々晴れ

とりあえず初日は薬師峠のキャンプ場までなので

無理しないペースで登ることとしました。

この景観に心癒されます。


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やはりこのシーズン、テン場は一杯です。

少し遅く着くと張る場所もままなりません。

北アルプスでは、早発ち早着きが基本

午後は夕立も多いので気を付けましょう


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ここまでは携帯の電波も通じますので、

用事は済ませておきます


この日の夜は荒れた天気

薬師峠のキャンプ場も川のようになり

テントの下も水が流れてウォーターベッドのよう

翌日の天気が回復することを祈って床に着きます。


コースタイム 折立8:25~太郎平12:15~薬師峠テント場12:30


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【2日目】

降ったり曇ったりであいにくの天気


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ほぼ下りである薬師沢小屋までは曇り空でしたが、

登りとなる雲の平まで雨が続きました。


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以前来たときとは印象がガラリと変わり

辛い登りでした。

足元が泥濘滑りやすく歩きにくい。

コースタイム的にもガイドブックのタイム並みに遅く

体力低下を痛感

この時点で無理せず刻む行程に変更し、

雲の平で一泊としました。


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小屋に着く頃には雨も上がり、

天候回復の兆しが。

小屋からキャンプ場までは約20分。

ここのキャンプ場もやはり昼すぎには満員

皆さん場所確保に苦慮している様子

この夜は雨の心配は無さそうです


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2日目コースタイム 薬師峠5:34~太郎平小屋5:43~薬師沢小屋8:01~雲ノ平山荘11:10(休)~テント場13:00


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【3日目】

朝の天気は晴れ

久しぶりのお日様です。


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遠くの山もきれいに望めます。


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雨の前日と比べ視界が広がった雲ノ平を望む


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今日は高天原までの予定

ここだけはキャンプ場が無いので小屋泊となります。

とは言うものの背中に背負った荷物はテン泊装備

なかなか負荷具合です。

天気は回復し昨日は見られなかった

雲の平の美しい景色、薬師から黒部五郎岳、水晶岳と

ぐるり360度の山々が展望できました。

この景色を見られただけできて良かったと実感。

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高天原峠までのルートは半分以上樹林帯の中を歩く

雨上がりの登山道は泥濘るんで歩きにくい

当然、靴も泥々。早く着いて一風呂浴びたい


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ようやく小屋に到着

前日の宿泊状況は凄かったらしいが今日はどうだろう?

予想としては布団2枚に3人位になりそうとのこと。

テン泊専門の人間にはいつまでも人の多さが馴れません。

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高天原には温泉があり疲れを癒すには最高。


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温泉までは徒歩20分ほど

一般登山者は300円、宿泊者は無料となってます。

川を挟んで手前が混浴、対岸には囲われた女性用と男性用風呂

混浴の方は滅茶苦茶熱目、対岸の方はぬるめでした。

川は水が冷たくて小屋で買ってきたビールやジュースを

冷やすにはもってこい

私が来た時点では人も少なく

のんびりと入浴を楽しんで帰りました。

小屋の夕飯は4回戦

時間毎に入れ替わり制です

小さな小屋なので小屋の人も大変そう


3日目コースタイム 雲ノ平テント場6:30~高天原山荘9:40


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4日目】

今日は高天原~岩苔乗越~三俣山荘へ向かうが、

途中、水晶岳に登ります

そして黒部源流を巡って山荘へ


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水晶岳は今まで登った事がなくかねてより登りたい山の一つでした。

今回の山行はピークを目指す目的ものではないですが、

ここまで来て登らないのも勿体ないとの事で

行ってきました。


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ここまでの登りの連続で足には相当きていたのですが

やはり山頂に立つと達成感一杯です。

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山頂で軽いご飯を食べ、次の目的地へ急ぎます。

時間が遅くなればテント設営場所確保が難しくなりそう

鷲羽岳山頂経由ではなく、ワリモ北分岐から黒部源流方面に回りますが、

これがまた思った以上の下りと登り返しです。


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黒部源流標

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この日は天気が良く、陽射しが厳しい

お陰で相当肌焼けしてしまいました

ちょうどこの周辺は富山、長野、岐阜県の県境であり

黒部の源流を見るにつけ最奥部へ来たと言う気がします。

三俣山荘のテント場で設営し

明日の下山計画を練る

本来なら双六まで行く予定でしたが、

テン泊装備担いでの高天原~水晶岳~黒部源流~三俣

は足にかなりダメージが来た。

今日は無理せずここで体を休ませることとする。

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4日目コースタイム 高天原5:50~岩苔乗越~ワリモ北分岐8:47~水晶小屋9:16~水晶岳10:00~ワリモ北分岐11:09
~黒部源流12:19~三俣山荘テント場13:36

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【5日目】

最終日は早立ち

朝の4時に出発します。

この朝も小雨模様

2時起床で食事を済ましテントを畳む

後は一気に新穂高へ


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ほぼノンストップ

新穂高へ着いたのは11時前

いつものように中崎山荘で入浴

この日はここも超満員で順番待ちができてました。


5日目コースタイム 三俣4:00~双六小屋6:13~弓折乗越7:12~鏡平7:58~わさび平10:00~新穂高10:40


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by hiro9332 | 2017-08-19 00:46 | 山登り | Comments(0)

レオンの小さな小さな呟きブログ。何か此処で声高らかに叫ぼうとは思いませんが、時に愚痴っぽくなったらごめんなさい。趣味に偏った内容ですのでご注意ください


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